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地域連携

2月8日(土)「焼津てつがくの日」を開催しました!


2月8日(土)に焼津市との連携事業「焼津の地域資源を生かした体験と対話の場づくり」を実施しました。
今回は「焼津てつがくの日」と銘打って、午前は本学駅前サテライトキャンパス、午後はターントクルこども館で、身近な「なぜ?」「どうして?」について考えました。
午前の駅前サテライトキャンパスでは「てつがくウォーク」を行いました。
「哲学ウォーク」は、オランダの哲学者ピーター・ハーテロー氏が考案、実践している哲学プラクティスです。
ピーター・ハーテロー氏の方法は、哲学者の言葉を持って歩きますが、
今回は、まず最近「なぜ?」と思った出来事(=問い)を一人ひとつ出し合い、他者と交換し、駅前サテライトキャンパスから焼津港付近までの道のりを、問いの答えにふさわしい場所を見つけながら、散策しました。
歩いている間(ふさわしい場所が見つかるまで)は話してはならず、各々じっくりと問いに向き合いました。
ふさわしい場所が見つかったら、問いに対する考えを発表し、さらに新たな問いを出し合いました。

てつがくウォークの様子

てつがくウォークの様子

参加者からは「大人になるってどういうこと?」「“言わなきゃわからない”ってどういうこと?」などの問いがあがり、道端の草木や看板などで立ち止まりながら、問いを深めていきました😊

午後のターントクル子ども館は2部制で、第1部では「ターントクルこどもてつがく」、第2部では「「てつがくえほん」を作ってみよう!」を行いました。

第1部「ターントクルこどもてつがく」では、1冊の絵本を読み、「なぜ?」を出し合いました。
今回選ばれた絵本は「ゴリラのくつや」(作:谷口智則、出版社:あかね書房)。
「子ゴリラの夢は叶ったのか?」「なんでくつをはくの?」「なんで草原で一番早く走りたいのか?」とさまざまな視点からの問いが出されました。
みんなで考えたい問いを選び、「なんでゴリラが靴屋をやっているのか?」について、みんなで創造をふくらましながら、お話しました。

絵本の読み聞かせをしている様子

読んだ絵本をテーマに哲学対話をしている様子

第2部「「てつがくえほん」を作ってみよう!」は、日本哲学プラクティス連絡会第10回大会にて得居が考案した哲学プラクティスの方法です。
まず、参加者一人ひとりが、絵本にしてみたいテーマを一つ出し、みんなでテーマに関する問いや絵を描いていきました。

てつがくえほん作成の様子

てつがくえほん作成の様子

描き終えたあとは、テーマを出した人に絵を渡し、1冊の絵本に仕上げました。

てつがくえほん作成の様子

てつがくえほん作成の様子

参加者が作成したてつがくえほん

てつがくえほんをみんなで見ている様子

引き続き、焼津の地域資源を生かした体験と対話の場づくりに取り組んでいきます。
ご興味のある方、ぜひ、お声がけください。
一緒に体験と対話の場をつくりましょう。

子ども学科 得居 千照
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