児童福祉スカラシップの対象生徒を拡大します
児童福祉スカラシップ制度の趣旨
青年期において「大学で学ぶ」ための機会は、人生を設計していくうえでかけがえのない目標です。しかし、時に家庭等の事情でこうした目標を追い求めることが難しい境遇があります。児童養護施設や里親宅で暮らす子どもたちにとって、大学進学は今もなお人生の大きなハードルになっています。2021(令和3)年、本学は、こうした子どもたちに門戸を開き入学準備金等を支給する制度として児童福祉スカラシップ制度を整えました。
このような事情は「自立援助ホーム」もまた同様です。自立援助ホームには教育・福祉等の狭間で十分な支援を受けることができない子どもたちがいますが、大学進学についてはさらに高いハードルとなっています。静岡県内にも数か所の自立援助ホームあり、なかには進学の夢を追い求めている子どもたちが暮らしています。
このような背景から、従来の「児童福祉スカラシップ制度」を拡充し、「自立援助ホーム」を対象に加え、「生きる力を保障する取組」の一環として、よりよく生きる(well-being)ための学修環境を整えていくことにいたしました。
今回の制度拡充により、より広い対象者、より多くの入試区分選択を提供することで、これまで以上に継続的に、また安心できる修学環境を整えることが可能となります。さらに、社会的養護が必要な者に対しての自立支援を後押しする制度整備となります。
本制度は、本学が今年から掲げるタグライン「あらゆる挑戦のいちばんそばに。」を体現するものです。
このような事情は「自立援助ホーム」もまた同様です。自立援助ホームには教育・福祉等の狭間で十分な支援を受けることができない子どもたちがいますが、大学進学についてはさらに高いハードルとなっています。静岡県内にも数か所の自立援助ホームあり、なかには進学の夢を追い求めている子どもたちが暮らしています。
このような背景から、従来の「児童福祉スカラシップ制度」を拡充し、「自立援助ホーム」を対象に加え、「生きる力を保障する取組」の一環として、よりよく生きる(well-being)ための学修環境を整えていくことにいたしました。
今回の制度拡充により、より広い対象者、より多くの入試区分選択を提供することで、これまで以上に継続的に、また安心できる修学環境を整えることが可能となります。さらに、社会的養護が必要な者に対しての自立支援を後押しする制度整備となります。
本制度は、本学が今年から掲げるタグライン「あらゆる挑戦のいちばんそばに。」を体現するものです。
児童福祉スカラシップの概要
児童養護施設、自立援助ホームや里親の元で生活をしている社会的養護が必要な学生に対し、4年間の施設設備維持費(164万円)の免除及び入学準備金(30万円)の給付を行うことで、その継続的な修学を奨励し、有為な人材育成を目的とした本学独自の奨学金制度です。
今回の変更点
(1)対象施設の拡大
これまで対象であった児童養護施設・里親宅に加え、新たに「自立援助ホーム」で生活する若者も対象とします。
(2)対象となる入試区分の追加
従来の「公募推薦入試(前期日程)」に加え、以下の入試区分も対象となります。
・総合型選抜入試(A・B日程)
・指定校推薦入試(前期日程)
これまで対象であった児童養護施設・里親宅に加え、新たに「自立援助ホーム」で生活する若者も対象とします。
(2)対象となる入試区分の追加
従来の「公募推薦入試(前期日程)」に加え、以下の入試区分も対象となります。
・総合型選抜入試(A・B日程)
・指定校推薦入試(前期日程)