【教員ブログ】静岡福祉大学×高校「総合的な探究の時間」
静岡福祉大学では、高大連携事業の一環として高校と連携して「総合的な探究の時間」の教育プログラムを展開していくことになりました。
昨年度には、静岡大成高校、第一学院高校(静岡キャンパス)との連携の中で静岡福祉大学の教員が「総合的な探究の時間」で授業を行いました。
昨年度には、静岡大成高校、第一学院高校(静岡キャンパス)との連携の中で静岡福祉大学の教員が「総合的な探究の時間」で授業を行いました。
第一学院高校の高校生を前に探究について説明している本学の教員
しずふくの「探究の授業」の特長は、世の中の様々な問題や課題の解決を目指すものではなく、そもそも「探究」とは何か?について、対話を通じて気づいていくようなプログラムにあります。
探究と問題解決能力は深く関係しているにしても、似て異なるものだからです。
最も重要なことは、当たり前のことに立ち止まって考え、自分だけの問いをつくることにあります。
そのために、話すことよりも聞くことに力点を置いた対話を行い、相手の考えを受け止めた時に感じるズレ(違和感)や分からないことを大切にして、どういうことか解釈し、相手に質問をしていきます。質問を受けた側は質問を受けることで立ち止まりそのことを考えるきっかけをもらえることになります。
対話を通じて自分の考えや意見を確認し、相手との意見の相違の中から問いが生まれやすくなると考えます。
探究と問題解決能力は深く関係しているにしても、似て異なるものだからです。
最も重要なことは、当たり前のことに立ち止まって考え、自分だけの問いをつくることにあります。
そのために、話すことよりも聞くことに力点を置いた対話を行い、相手の考えを受け止めた時に感じるズレ(違和感)や分からないことを大切にして、どういうことか解釈し、相手に質問をしていきます。質問を受けた側は質問を受けることで立ち止まりそのことを考えるきっかけをもらえることになります。
対話を通じて自分の考えや意見を確認し、相手との意見の相違の中から問いが生まれやすくなると考えます。
第一学院高校では、「友達」をテーマに対話を行いました。それぞれが思っている友達の定義の違いに、納得できる意見もあれば、どういうことか理解できないこともある中で、友達という概念がいかに曖昧で答えがないものであり、人によって大きく意見が異なることに気が付きます。
頂いた感想で印象的だったのは、話し合いをするときに自分が何を話そうか考えることに一生懸命になってしまい、他の人の話をしっかりと聞くことができていなかった、というものでした。相手が伝えたいことは何かしっかりと受け止めることで気が付くことは大きそうです。
様々な高校や、中学校、小学校でも対話を通じた探究ができると考えていますので、関心のある方は是非静岡福祉大学に問い合わせを頂ければと思います。
頂いた感想で印象的だったのは、話し合いをするときに自分が何を話そうか考えることに一生懸命になってしまい、他の人の話をしっかりと聞くことができていなかった、というものでした。相手が伝えたいことは何かしっかりと受け止めることで気が付くことは大きそうです。
様々な高校や、中学校、小学校でも対話を通じた探究ができると考えていますので、関心のある方は是非静岡福祉大学に問い合わせを頂ければと思います。
対話の前のアイスブレークの様子
対話の様子1
対話の様子2
子ども学科 齋藤剛