グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



お知らせ

【教員ブログ】「どうしたらできるか」を考える ~重症心身障害児者施設「つばさ静岡」・施設見学~


 木下ゼミでは、障がい児者介護・支援について学んでいます。特に、実際の福祉施設に訪問し、生活支援員などがご利用者様に支援している様子を見て、生活支援員の皆様から直接お話をお聴きすることを、大切にしています。今回は、11月15日(土)に重症心身障害児者施設「つばさ静岡」に行ってきました。
 鈴木支援課長が細かくご説明くださりながら、施設内を見学させていただきました。小学校の訪問学級で製作した作品や墨を使った絵、ご利用者様自身が撮影した写真など、ふだんの生活の中の楽しみについて触れることができました。

 その後、学生たちは生活支援員とともに、ご利用者様の支援を少しだけ体験させていただきました。生活支援員の方々の介助を間近で見せさせていただき、言葉で自らの思いを伝えることが難しい重症心身障がい児者への支援において求められる姿勢や技術について学ぶことができました。

 最後に、3日前にとあるレストランで外食したときの映像を見せていただきました。重症心身障害児者の皆様の車いすはどれもその方の身体に合わせたもので、通常の車いすと比べるとかなり大きくなります。お店の入口は入ることができるのか、下見をしてメジャーで計測して、ご利用者様がお店に入るための方法を検討したとのことでした。また、ご利用者様それぞれが食べられるような食事形態についても相談し、安全に楽しむことができるような準備をして行ったとのことでした。「つばさ静岡」の職員の皆様は、常にご利用者様のやりたいことを知ろうとされており、「どうしたらできるか」を一生懸命に考えていらっしゃると感じました。
ゼミ生たちにとってはこれまで考えたこともないような支援について触れ、とても充実した学びとなったようです。
「つばさ静岡」のご利用者様ならびに職員の皆様、今回は見学させていただき有難うございました。

健康福祉学科 木下 寿恵
  1. ホーム
  2.  >  お知らせ
  3.  >  【教員ブログ】「どうしたらできるか」を考える ~重症心身障害児者施設「つばさ静岡」・施設見学~