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お知らせ

【教員ブログ】正月飾りから四季を考える


 今年も、介護福祉実習Ⅰを控えた学生が正月飾り作りを体験しました。
 日本の暮らしや伝統文化(行事)を学ぶことは、将来、介護福祉士として従事する際に対象となる利用者の生育歴や価値観等を「知る」ことにつながり、また、介護場面におけるコミュニケーションの向上や介護を必要とする人の支援に活かすことを目的に実施しています。

 始めに、講師の山中様より、しめ飾りとは何か、飾りの意味、飾る日・納める日についてお話をいただきました。その後、しめ飾り作り体験です。

しめ縄作成の様子

しめ縄作成の様子

学生は、先生の手元を食い入るように見て、いざチャレンジしますが、先生のようにはいかず稲わらと格闘してしている状況でした。
徐々に、コツを掴んで編んでいく人や先生に“助けて”いただきながら作っている姿も見られました。

しめ縄作りを教えてもらっている様子

しめ縄作成の様子

しめ縄作成の様子

完成したしめ縄

学生からは、
「正月飾りを作る機会がなかったので楽しく作ることができてよかったです。自分で作った物が家で飾ることができて嬉しいです。」
「それぞれの季節で色んな行事があると思うので実習に行く前に調べて利用者の方との会話をできるようにしたい。」
「正月飾りを藁から編むのは初めてで貴重な体験であり、昔からの作り方は今でも受け継がれており、歴史を感じることができました。」
「とても楽しかったです。藁を捻りながら合わせるのが見ていて簡単そうに見えたけれど、やってみると難しかったです。そして、飾りをつける時、飾りの意味まであるとは知らず、意味がわかると興味を持ち、しめ飾りを家に絶対に飾りたいと思いました。」
等々、多くの感想が聞かれました。

今回の体験が、実習等に活かされることを期待しています。

健康福祉学科 新井 恵子

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