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お知らせ

【教員ブログ】焼津市との包括連携事業「山の神祭と哲学対話」を行いました。


2025年1月25日(土)、焼津市との包括連携事業「山の神祭と哲学対話」を山の手会館(焼津市関方)にて行いました。
この日は、焼津市のまちづくり団体「ちょっくら焼津」と市内の小学生約20名で作成した「山の神祭」の紙芝居のお披露目会があり、その後に地元の方や紙芝居に参加した児童の皆さん、本学学生など約40名で「山の神祭」について哲学対話を行いました。
山の神祭(焼津市無形民俗文化財)は、焼津市関方地区で毎年2月8日に行われる神事で、山の神を田に迎え、その年の豊年を祈願する神事ともいわれており、同様の祭りの中でも、最も古い形態を保っているとされています。

児童が紙芝居を披露している様子

紙芝居を披露している様子

 「山の神祭」の紙芝居を聞いた後、子どもも大人もみんなで一緒に考えるためのテーマや問いを出し合い、3つのグループに分かれて対話を開始しました。

みんなで一緒にテーマを決めている様子

みんなで一緒にテーマを決めている様子

哲学対話のルールは、「➀人の話をよく聞くこと、➁自分の言葉で話すこと、➂人を攻撃したり、否定したりしないこと」です。

哲学対話の様子

哲学対話の様子

紙芝居を鑑賞して感じたことや疑問点、山の神祭に対するそれぞれの思いや考えを共有することができ、とても有意義な時間となりました。参加者の方からは「紙芝居を見て終わりではなく、こうして意見を交換することのできる時間があることで、「藁で竜を作る」という当たり前にやっていたことを考えるきっかけになった」という感想をいただきました。

引き続き、焼津の地域資源を生かした体験と対話の場づくりに取り組んでいきます。ご興味のある方、ぜひ、お声がけください。一緒に体験と対話の場をつくりましょう。

子ども学科 得居 千照
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