ささやかなつながり | 静岡福祉大学

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ささやかなつながり

教員ブログ

早いもので、前回私が当ブログでゼミのことを記して1年半が経ちました。

 

その時、始まったばかりのゼミ活動で色々と不便をかけていたゼミ生達が、うららかな春の日の卒業式を経て巣立って行きました。

ゼミ生達とは、ごく短い時間ではありましたが苦楽を共にしました。まだ旧館の頃の焼津市役所へ行き調査を行ったり、焼津市ターントクルこども館に行って説明を受けながら木のおもちゃで遊び、様々な工夫や遊ぶ子どもや大人への配慮(例えば、乳児にとって分かりやすく、かつ大人も美しいと感じられるおもちゃの配置等)について学びました。

 

彼らの中に何か少しでも残るものがあったら良いな、とそれだけを思い、無我夢中で取り組んできた1年半でした。彼らに、幸多き未来が訪れますように。

 

一方で、焼津市との地域包括連携協定のもとでお世話になっている焼津市ターントクルこども館の皆様からは、そこにいらっしゃるボランティアさんであるおもちゃ学芸員さん等への関心から色々教えていただいておりますが、こちらの皆様とも出会ってからおよそ1年半が経ちました。

 

↑焼津市ターントクルこども館の館長さん、副館長さんと共に。

 

焼津市は子育てをしやすい街を目指しているとのことで、私も子育てをしながらその恩恵を感じているところです。焼津市ターントクルこども館はその象徴ともいうべき場であり、地域の文化や芸術、人情のあたたかさを感じます。休日ともなると市内外から多くの子連れが訪れ、賑わいを見せています。なお、子連れだけでなく、学生やご高齢の方でも気軽に寄り楽しむことのできる場を目指しているとのことです。

 

ささやかながら今後も引き続き関わらせていただき、地域による子育てについて学生と共に学びながら、新しい発見や地域の皆様への貢献の糸口を探って参りたいと思います。

 

社会福祉学部福祉心理学科 芳賀道匡

 

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