学生たちの秘めた力 ~静福祭の準備を通して~ | 静岡福祉大学

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学生たちの秘めた力 ~静福祭の準備を通して~

教員ブログ

11月8日(日)に「静福祭」が行われます。

私が担当する「相談援助実習指導(3年生)」の有志学生7名も、学園祭の企画を出し、
その準備のために授業時間外に集まって活動しています。

地域の皆さんの作品の発表の場として、福祉のArt Galleryを開催する予定です。そして
有志学生たちも、自分たちの作品を展示しようと、あと残り2週間と迫った静福祭当日に
向けて、制作に取り組んでいます。

この度、学生の企画に快くご協力いただいた焼津市内、藤枝市内の施設・団体の皆さま
です。

○高麓デイサービスセンターの皆さま
○あんしんデイサービスの皆さま
○複合施設・一休の皆さま
○ほっとな居場所・輪笑(わっしょい)の皆さま

現在、たくさんの作品が届き始めております。ご協力、本当にありがとうございます。

学生たちは、静福祭当日は、作品を出していただいた皆さまをはじめとする多くの方々
にお越しいただき、交流を深めたいと張り切っております。

尚、当日は、無料のカフェサービスとプレゼントを用意しているそうですので、そちら
も楽しみに、ぜひお越しいただければ幸いです。

11月8日(日)、会場は「福祉創造館 403教室」です。
よろしくお願いします。

安留10月①

安留10月②

発案から、地域の皆さまに対する協力依頼、そして自分たちの作品作り、招待状作り、
作品の受け取り、展示の準備まで、すべて学生たち自身が考え、行動しています。

発案のきっかけになったのは、2年次に実施した「施設見学実習」で訪れたある高齢者施
設のご利用者たちの創作活動を見たことだそうです。

「あんなに素敵な作品を作れるなんて、すごいよね!」

「多くの方に作品を見ていただける発表の場があれば、もっと高齢者の皆さんが輝ける
んじゃないかな!」

「作品を見る人にだって、自分もチャレンジしてみようかなという気持ちが起きるんじ
ゃないかな!きっと、人に元気を与えることができるよね!」

「そういう場を作ることも、福祉の勉強をしている私たちにとって大事な活動だよね?」

「せっかく福祉大で勉強しているし、実習指導のクラスでメンバーを集めようよ!」

「みんなでひとつのことに取り組むのって、楽しいね!」

こんなふうに話し合いと実際の活動が進んでいきました。中心的に関わっている7名以
外の学生たちも、静福祭当日のお手伝いを申し出てくれました。

夏休み中は、各学生が相談援助実習に取り組んでいたため、静福祭に向けての活動がで
きませんでしたが、6月、7月、そして10月の3ヶ月で準備をしてきました。

私は本学に着任して約半年が過ぎたところですが、学生たちの持つユニークな発想力、
創造力、行動力、相手の気持ちに対する想像力の豊かさ、そうした「秘めた力」に日々気
づかされます。

今回の活動は、地域の皆さまとの交流、チームでやり遂げたことなど、きっと楽しい思
い出になることでしょう。

このブログをご覧になった皆さま、ぜひ、11月8日(日)に、学生たちの生き生きと活
躍する姿を見に来てください。よろしくお願いします。

(福祉心理学科 安留孝子)

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