地域子育て支援論:『ふるさとジュニアカレッジ「子どもを外に連れ出そう!」』特別講義 | 静岡福祉大学

教員紹介

地域子育て支援論:『ふるさとジュニアカレッジ「子どもを外に連れ出そう!」』特別講義

教員ブログ

「地域子育て支援論」の授業内において、焼津市で30年以上の活動実績がある教育ボランティア『ふるさとジュニアカレッジ』を主宰されている増田俊彦先生の講義を拝聴しました。

 増田俊彦先生は静岡県内で中学校教員(理科)、校長、静岡科学館るくるの初代館長などを歴任されました。これらのご経験から、多様化複雑化した現代社会での子育て支援について、『保護者が自ら子どもを外に連れ出す時代』をテーマに「生きる力」「探究心」「STEM教育」「STEAM教育」などのキーワードを踏まえ、分かりやすくお話くださいました。「デジタル社会が台頭・・・」「近隣とのつきあいの希薄化が著しい・・・」「最近の子どもは外で遊ばない・・・」こんな声が多く聞こえてくる中で、保護者は現状を嘆くのではなく、「いかに工夫しながら子どもを外に連れ出すのか。」「連れ出した先で、輝く子どもの姿をどれだけ発見できるのか。」「連れ出した先で、子どもと共にどれだけ輝けるのか。」「どれだけかっこいい大人になれるのか。」・・・日常から離れた場所での子どものやる気や活気に溢れた姿に保護者は多くの喜びを感じ、子どもを丸ごと認める様子を目の当たりにされているとのことでした。

画用紙を使った「探究心」のワークショップ

焼津市内は素晴らしい歴史や自然に恵まれ、輝く子どもの姿を発見できる場が沢山あるそうです。そして、『ふるさとジュニアカレッジ』では、将来子どもの仕事に関わる学生、子育て中(子育て前後でも!)の皆様のご参加をお待ちしているそうです。木戸ゼミ・坂田ゼミでは、『ふるさとジュニアカレッジ』でのアウトドアの子育て支援の学びから、しずふく祭にて近隣園児・保護者と共にバンブーバームクーヘン作りに挑戦します。是非、遊びに来てください‼

「地域子育て支援論」担当 子ども学科 木戸直美

現在使用しているテンプレートファイル:single.php