富士市:多世代間交流による軽運動を通した子育て支援(木戸ゼミ・子ども学科) | 静岡福祉大学

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富士市:多世代間交流による軽運動を通した子育て支援(木戸ゼミ・子ども学科)

教員ブログ

 1223日(土)富士市包括連携事業の一環として富士市の認定こども園、松野こども園(市立)で多世代間交流による軽運動を通した子育て支援を実施しました。

 多世代間交流として、シニア:富士市の富士まつりを始め全国で長年活躍されている(公社)日本フォークダンス連盟 レクダンスMt富士(代表 小野国江先生)の元気なシニアの皆さん9名、小学校教諭・保育士等を目指す学生:静岡福祉大学子ども学科学生9名、子ども:松野こども園園児14名、子育て世代:保護者10名、こども園先生方含めて40名以上が参加し、心身のリフレッシュがなされ充実した時間を過ごしました。

 今回、実施した主な軽運動はレクリエーションダンスです。曲に合わせて「みんなともだち」、季節にちなんだ「ジングルベル」「赤鼻のトナカイ」の計3曲を踊りました。そして、タオルを使った運動遊びを楽しみ多世代それぞれの笑顔が溢れました。後半では学生の手遊び・読み聞かせ、並行して乳幼児期の多様な運動の必要性の簡単講義、短い時間でしたがシニア・保護者同士のおしゃべりの時間を設定しました。レクリエーションダンスで身体をほぐした後のおしゃべりタイムでは、「子育て頑張っていますね。」の声がけに涙を浮かべる保護者の様子も見られました。シニアからは「若いエネルギーを沢山もらい、とても楽しかったです。」との感想も頂きました。

 親子で身体を動かすことで、身体活動不足の解消だけではなくスキンシップによる親子の絆が形成されます。また、多世代での軽運動は無理がなくケガのリスクも軽減されます。核家族化が増加している現代社会において子育て世代とシニアの方との交流は、それぞれにメリットがあります。多世代間交流として学生と共に継続的に、また対象者を拡大化し一層効果的な実証を進めた実践を目指します。より子育てしやすい地域・よりシニアが元気な地域としてのまちづくりに貢献できるように頑張っていきます。運営にご協力頂きました方々、参加者の皆様に心より感謝・御礼申し上げます。

 子ども学科 木戸直美

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