自分の目で見て肌で感じて、そして考える ~ 木下ゼミ学外研修 「垂穂寮(たりほりょう)」施設見学 ~ | 静岡福祉大学

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自分の目で見て肌で感じて、そして考える ~ 木下ゼミ学外研修 「垂穂寮(たりほりょう)」施設見学 ~

教員ブログ

木下ゼミでは、実際の福祉現場での見学や体験を通して、障がい者支援について学んでいます。3年生のゼミでは、この3か月間は知的障がい者や発達障がい者への支援について理解を深めてきました。4年生は、現在、卒業論文のテーマとして知的障がい者支援を研究しています。

今回、「知的障がい者支援の現場を見学して、職員のみなさんからお話をお聴きしたい」と、3年生と4年生のゼミ生全員の思いが一致したため、島田市にある障がい者支援施設「垂穂寮(たりほりょう)」を見学させていただくこととしました。

 

 当初は63()に伺う予定でしたが台風の影響のため中止となり、再度日程調整をして、71()に伺うことができました。

 田澤施設長からのご挨拶のあと、石川副施設長と森田主任サービス管理責任者から、施設概要や事業計画などについて説明していただきました。施設内を見学したのち、学生たちは2グループに分かれて、職員の指導のもとでご利用者様の支援を体験させていただきました。

その後、当日対応してくださった職員の皆様と学生たちとの交流会を設けていただき、お互いが感じたことなどを話し合いました。学生からの質問に対して、職員の皆様は親身になり丁寧にお応えくださっていました。

4年生はゼミで振り返りをしましたが、とても多くの刺激をいただいたようでした。「ご利用者様と職員の皆様がお互いに本当に楽しそうにされていて、素敵だなと感じました」と話し、どのような支援がよいのかについて気づき始めたようでした。3年生のゼミでの振り返りはこれからですが、どのような感想が出てくるか楽しみです。

 

 当日は、「しずふくの学生が来るのであれば…」と、本学の卒業生でもある職員2名もご対応くださいました。施設の皆様の温かな心遣いが感じられて、私たちはとても幸せな気持ちになる一日でした。

「垂穂寮(たりほりょう)」の職員の皆様には、学生のために見学プログラムを設けて、マンツーマンに近い対応をしていただきまして、ありがとうございました。

 

 百聞は一見に如かず。

木下ゼミでは、これからも「自らの目で見て肌で感じ、自らの頭で考えること」を大切にしながら、障がい者支援について考えていきます。

健康福祉学科 木下 寿恵

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