夏のひととき 学外ゼミとゲスト講義 | 静岡福祉大学

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夏のひととき 学外ゼミとゲスト講義

教員ブログ

令和5年度前期、大久保ゼミの活動の一部をご紹介します。

①学外ゼミと認定こども園の見学(7/15)
昨年度同様、私の恩師を訪ねて「2世代ゼミ」の開催と認定こども園の見学を行いました。

道中、富士山本宮浅間大社(昼食は富士宮焼きそば!)と県立富士山世界遺産センターを見学し、恩師の待つ「大地教育研究所(野中こども園)」を訪ねました。

大地教育研究所長 塩川寿平先生にご準備頂いたテーマは

「発達心理学に基づく10の人生ステージ」。

0歳から100歳超までの人生を10段階に分類し、人との関わり、愛情、コミュニケーションの重要性などをそれぞれの視点で語り合いました。学生からは「高齢者福祉を考える視野が広がった」「自分の今とあてはめて、人の一生について具体的に学ぶことができた」「こどもへの愛情と教育は国家を維持するためにも重要なテーマであることを知った」などの感想が述べられています。

84歳の恩師は前々日まで沖縄県を視察されていたとのこと。益々お元気です。

②掛川市役所の福祉課長による特別ゲストゼミ(7/19)

旧知にてご縁のある掛川市役所福祉課長、水野正幸様(他2名様)にご来学いただき、

通常ゼミのゲストとして特別講義をお願いしました。

ご講義頂いたテーマは「掛川市の福祉行政(ちょっと防災)」。

人口約116千人の掛川市における福祉行政の課題と防災対策について、豊富な提供資料を基にわかりやすく解説して頂きました。水野課長は前任で防災課長をされており、地域福祉の課題と防災対策についての親和性を、独自の見識と経験値から詳細にお話しくださいました。

 また、学生とも積極的に関わっていただき、「行政への疑問」「今日的な地域の課題」「福祉の専門性と将来展望」などの質疑や討論から、ゼミ学生の頭脳と心の引き出しを開いてくださいました。また、お二人の福祉課員さんからは「地域連携の推進」「8050問題(引きこもり対策)の相談援助実践」などについて具体的なお話をいただき、学びの奥行きも深いものでした。後期にはぜひ、掛川城見学と市役所の訪問を実現したいということで話がまとまり終講となりました。

健康福祉学科 大久保 功

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