睡眠の講義 | 静岡福祉大学

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睡眠の講義

教員ブログ

生活支援技術の睡眠の授業に、日本介護福祉士会の賛助会員でもある東洋羽毛から講師をお招きして、睡眠の講義をいただきました。

 講義では、世界で最も眠らない日本というお話から、健康の三大要素(食事、運動、睡眠)のなかでも睡眠が食事と運動の受け皿になっているというお話、年代別の睡眠リズム、睡眠とヒューマンエラーの深い関係、睡眠チェック等々、興味深い内容がありました。

その後、寝ている姿勢の体圧がどのくらいかかっているのかを測定しました。

はじめに寝具(敷布団)のない時の体圧を測定してから、4種類の敷布団から一つ選んで再度測定します。

授業時間の都合で全員は測定できませんでしたが、4人の学生が測定してみました。

4人は打合せをしていませんでしたが、4種類の敷布団を重複せず選んでいました。

体験した学生は、初めて見る自分の体圧分散(モニター)と姿勢や寝具のアドバイスに、普段の授業以上に真剣に聞いていました。

学生の感想を一部ですが、ご紹介します。

・寝ている時に、自分の体重がどこにかかっているのか知ることができたのも貴重な体験でした。

・学校のある日と無い日の起床時間の差が大きいので減らしていきたい。悪い睡眠が続くと将来の自分に申し訳ないと感じた。

・平日起きる時間が早いので、休日はゆっくり起きたいという考えが少し変わった。

・睡眠が生活する上でどのように影響しているのか理解することができた。

・ぐっすり眠れるストレッチやマッサージ、入浴を今日から意識して、少しずつ生活、睡眠の質を良くしたい、

・不眠や睡眠負債によって、学力低下、集中力低下、うつなど心身に不調がでるのだと知りました。

 

受講した学生には、今後の授業や実習、将来の仕事に役立てて欲しいと思います。

東洋羽毛の皆さま、貴重なお話と体験をいただきありがとうございました。

 

 

健康福祉学科 新井 恵子

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